靖国神社

安倍首相が辞職したことは聞いていましたが詳しいことを知ったのはこちらの新聞ででした。2面にわたってでかでかと。中国にとってとても関心のある話題のようですね。
で、同僚がその話題を持ってくるわけです。
そんな会話の中から一つ気になることが。


中国人スタッフ「安倍さんやめちゃったね。なんでなの?」
僕「うーん、、、詳しい事は分からないけど部下の不祥事が続いていたみたいだからね」
中国人スタッフ「そうなんだ。小泉さんはよかったんだよね?」
僕「そうだね。とても長い間首相をしていたし」
中国人スタッフ「でも靖国神社におまいりにいったからみんな嫌いだったんでしょ?安倍さんはおまいりにはいかなかったんだよね、何でやめるんだろう」


当たり前のように「靖国神社にお参りすることは悪いこと」と思っているらしい。
中国人にとって
果たして「悪いこと」なんだろうか。
正直なところ、僕はむしろいいことだと思っている。
戦争で亡くなったたくさんの日本人が祀られていて、その方たちの犠牲の上に今の豊かな生活があると思うと、国の代表が一年に一度お参りに行くことはとても大きな意義があるように思えてならないんですよ。
確かに不本意に祀られている人、A級戦犯が祀られていることなど問題はあるけれども、だからといってお参りに行かない、というのもなにかおかしい気もする。どちらにしろとても複雑な問題だとおもうし。


で、中国の人はやっぱり「悪いこと」だと思っている。
軍国主義の象徴だと、そういう見方をしている節がある。はっきりは言わないけど。
なので正直に言ってみた。
「うちのおばあちゃんの兄弟はみんな戦争でなくなって靖国神社に祀られている。国に言われて行った戦争で死んだ彼らにお参りすることは本当にわるいことなんだろうか?」


そしたら意外と納得してました。
そういわれてみるとそうだ、という感じ。
話せば分かるようです。中国人も。
今は問題が衝突が耐えないこの問題ですがいつか分かってもらえる時がくるんだろうなあ、と思いました。