いちごいちごいちご

テレビを見ていたら、イチゴ特集をしてました。
この前北京で「オリンピック公認!イチゴ品評会」があったらしく、そこに出品している農家のイチゴを紹介していくといった内容。
品評会といっても業者だけではなくイチゴ好きが集まるなかなか大きなイベントのようで一般人も参加していました。北京周辺で採れた30種類くらいのイチゴを食べ比べて品評会をしているようで、番組ではそれぞれの農家のこだわりや生産方法、特徴などを延々と紹介していました。


イベントの中でおのおのが舞台に上がってイチゴに対する思いを叫んでたりと、なんともほほえましい。イチゴの生産者の話を聞いているうちになかなか中国もすごいな、と思いました。


中国のイチゴって普通のスーパーで大体1パック10元から30元くらいです。日本円で160円から320円くらいです。中国の物価から見てみれば安くはなく、正直高い果物です。10元あるとみかんが1kg買えるしおなかいっぱいご飯が食べられます。ビールにして1〜3本分です。ちなみに妙にきちんと並べて箱に入れて売ってます。その辺日本よりすごいです。とりあえず安い食べ物ではないことは確かです。
品評会に出ていたものも値段は10元程度から50元、時には100元もするものもあるらしい。その値段の差を見てリポーターが「このイチゴ、なんでこんなに高いの?」という質問に、「このイチゴは公害が無いんです」と。中国は農薬なんて気にしないんだろう、と勝手に思っていましたが、そういうことも値段の差に出るほど意識されているんだなぁ、と。学びました。
ちなみに品評会で出ていた一番高いイチゴは1個5元(80円)です。ラーメンが1杯3元なので日本の物価で考えると700円くらいでしょうか。なかなかの値段です。値段なりにちゃんと大きく、1個が握りこぶしを一回り小さくしたくらいの大きさがあります。でかいです。


農業にこだわりを見せるのって日本のお家芸だと思いきや、中国でも同じような農業へのこだわり、取り組みがあることを知ってちょっとびっくりしました。
どんどん追いつかれていくんでしょうか。