タケシマ

竹島なのか、ドクト(竹島の韓国名「独島」を韓国読みしたもの)なのかで日韓がもめて久しく。
この小さな島を巡る歴史を読んだりしてフンフンとうなずいてみるもののどうしても島根県隠岐郡五箇町の竹島であると思いたくなってしまうのは僕が日本人だからだろうか。


おばあちゃんとこのことについて話していたらあっと思ったことがあった。
「そもそも朝鮮は日本なのよ」
とさ。仕方ないよね、小学校の時に覚えた日本地図にははっきりと台湾、朝鮮が日本領であると書かれていたわけだから。幼少の時の常識は早々簡単に塗り替えられるものではないみたい。正直悔しいみたい。
僕らの感覚にしてみればある日突然北海道が独立しちゃったようなものなのかな?北海道が韓国だ!とかいわれたら正直ムッとしてしまう。
その一方で韓国の人はわがおばあちゃんのごとく「ドクトは韓国だよ」と習ってきた。もうひとつの常識。
小さい時から習ってきた常識、触れてきた人たちの常識が日本人と韓国人で違うせいでこんな衝突になっているんだと思った。


この前「99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方/竹内薫」を読んだときに思ったこと、それはあたりまえなことこそ疑うべきことであるということ。自分のあたりまえを疑うこと、日本人も韓国人も「あたりまえ」だと思っていたこととは違う歴史の事実を素直に受け止めること、それがいかに難しいことか、この事例が示しているのではないのでしょうか。


とりあえず解決だけはしてほしいなぁ。
せっかく仲良くなってきたんだからお互い反発しあうような感情は持ってほしくないと思います。