いろいろ調べてみたら

昭和天皇の映画を購入してから予備知識を蓄えようとしてます。
ポツダム宣言玉音放送という歴史の流れ。」
実はよく知らない。だから原文を読んでみました。
ポツダム宣言
玉音放送
ポツダム宣言はびっくりするくらい高圧的で脅迫するような内容。びっくり↓

We call upon the Government of Japan to proclaim now the unconditional surrender of all the Japanese armed forces, and to provide proper and adequate assurances of their good faith in such action. The alternative for Japan is prompt and utter destruction.

降伏以外の選択肢は壊滅、とはっきりと明確に示している。
それに対して玉音放送はとっても無骨だけれども思いやりの塊のような内容。耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、と、国民を励まし明るい未来をめざそう、とあくまで前向きな天皇の言葉。
ただ、原文を読む限りかなり難解。読めない字も沢山有る。果たしてこの難しい内容が1回の音質の悪いラジオ放送でどこまで伝わったかは疑問が残るけれど。


平和な日本を作っていこう、というメッセージを平和憲法という形にし今の日本が有る、と限りなくポジティブに考えると、その最初のきっかけになったであろうこの放送は今の日本の礎なんじゃなかろうか、ともいえると思う。天皇陛下の持つ絶大な影響力を限りなくポジティブな力に変換した結果がこの放送ってことなのかなぁ。


にしてもこの放送を録音していた時、昭和天皇はどういう心境で録音されてたんだろう。
経験し得ない究極の状態。