那智の滝

C_Wang19802005-01-07

今日は晴れ。朝から日の出を拝んだ。すがすがしいことこの上ない。
目的地の那智勝浦へ電車で出発。新宮市に入る時、電車が石垣でできた半地下のトンネルを抜けていく。とてもレトロな雰囲気。途中新宮市で翌日のバスの情報収集。バスの時刻表を見て驚愕。午前5時50分発、それ以降は16時発・・・明日の早起きの覚悟を決める。
紀伊勝浦駅まで行ってそこからバスで熊野那智大社へ。案外近い。30分くらい。那智の滝とかいろいろ見てバス停に戻る。

ヤタガラス

ところでサッカー日本代表のマークをご存知だろうか。三本足のカラスがサッカーボールをつかんでいる意匠。あの三本足のカラスはここあたりの伝説から生まれた物だそうだ。
その昔日本に上陸した神様は紀伊半島の今の熊野市あたりに上陸したらしい。その神様を奈良まで連れて行ったのがあのカラスらしい。従って交通安全のお守りが沢山売っていた。ちゃんと日本代表のサイン入りの旗も飾ってあった。
ヤタガラスというカラスなのだが、どこかしこにこのカラスの意匠がある。神社ののれん、紋章、柱、ほんとどこかしこにある。
あともうひとつ気になるのが同じ境内にお寺があること。神道と仏教って違う宗教なのにここでは仲良く並んでいる。他の国でイスラム教徒キリスト教が仲良く並んでいたりするなんてことは無いと思う。どうなんだろう。他の国にもあるんだろうか。こういうの。あったら誰か教えてください。(宗教)

新宮市

次に新宮に戻って熊野速玉大社へ。大き目の普通の神社だった。明治時代に焼失したらしいのでここは熊野のメインな神社の一つなのに世界遺産登録されていない。むしろ隣の小さい山の上にある神社が登録されている。

ビンテージ馴れ寿司

新宮市で夕飯。東宝茶屋というすし屋で食べた。メニューを見ているとすごい物がある。30年物の馴れ寿司。(写真がその馴れ寿司)もはや寿司ではない。どろどろした茶色い液体に魚の破片が浮いているだけ。塩辛の漬け汁みたいな感じ。でもね、うまいのさ、ヨーグルトに魚を入れた感じ(この表現がいけてない)でもうまいよ。ブルーチーズっぽいちょっとくせのある感じ。普通の馴れ寿司も食べたけどおいしかった。ぜんぜん食べれるじゃん。おいしいおいしい。たらふく食べて帰りました。ここ「へぇ〜」と連呼する番組にも以前出たことがあるらしく、板前さんがその時の取材の様子をいろいろ語ってくれました。ちなみお題は「和歌山には30年モノの寿司がある」みたいな感じだってさ。他にも和歌山の南部の気候についてとか、風土、文化について色々語ってくれた。長ったらしいのでいい加減割愛。


明日は朝早い。おきれるのか微妙な時間に寝ました。