訛り

日本にも方言があるように、もちろん中国にも方言があります。
いわゆる学校の中国語のクラスでならう中国語は中国の標準語である「普通語」というやつです。
中国の人は大体この言葉が話せるようですが、各地域で微妙に違う言い回し、表現、アクセントが存在します。まぁ日本もそうですよね。


今日、ちょっとした作業の立会いに行ってきました。
お客さんの会社に行き、作業をします。
作業員を連れて行き、仕事をしてもらいます。僕は問題ないか見ているだけです。
その作業員達というのが地方からの出稼ぎなんです。
四川、河北、河南など、色々なところから来ています。
その中でも一人、河南省(洛陽、鄭州があるところ)から来た作業員がいるんですが、
凄いんですよ、訛って訛ってほんと。
最近漸くなれてきたので何をいいたいかくらいは分かるようになってきたものの最初は
ちゃぷちゃ言ってるようにしか聞こえなかったです。
僕が中国語をあまり聞き取れないから分からないのかと思いきやそうでもなく、中国人
同士でも分からないらしく、同僚の作業員と話をしていてもよく「なに?なんていった?」
と聞き返されていました。


その彼が今日、作業中にお客さんの会社の中国人に用が会って話し掛けました。
この荷物を持っていっていいか?とかそんな簡単な内容だったと思います。
訛り全開の中国語で話し掛けられたお客さんはびっくりした顔をして、分からない、という
顔をして僕に助けを求めてきました。


やっぱり中国人でも訛ってたらわかんないんだ〜と。