靖国と核

中国でも実は北朝鮮の核実験のニュースが流れているようです。僕は気づきませんでした。やっぱだめだ。
中国の世論も北朝鮮の核の装備には反対しており、制裁をする、といきまいているようです。やっぱりそういうもんですよね。


会社に日本語の堪能な中国の方がいらっしゃるのですが、その方におそるおそるその辺のことを聞いてみました。したら
「まぁ大概の人は政治なんて関係ないですね。日本がどうであろうと北朝鮮が何だろうと関係ないですね。」
と。彼自身日本に6年もいたので日本のこともよくご存知。靖国問題のことに話が及んだんですが、僕自身の問題意識をはなしたら
「ううん、でもむずかしいですね。」と。
ちなみに僕自身は日本人からしてみれば日本の国のために犠牲になった人を政府がちゃんと祀ってほしい、と思うだろうし、中国人にとっては戦争の元凶になった人たちまで祀っている靖国神社に国として参拝されることはとても遺憾なことであると思うだろし。ジレンマじゃないかなぁと思ってます。お参り、というよりも8月15日の終戦記念日に平和を改めて祈願する意味でお参りするとか、まぁ意味付けをしても変わらないとは思いますがなんかしらお参りだけではない意味のあるセレモニーである必要が僕はあると思ってます。それはともかくそのことを彼に話したら、「うーん、わかりますけどねぇ」とフクザツな感じ。フクザツな問題なんでしょう。やっぱり。


でも正直なことをいえば、あまり中国の人は日本で報道されるほど気にはしていないみたいです。
日本人の若い人たちは過去の歴史を知らない、といいますが中国人も然りなんだろうなぁ、と思いました。むしろ過去の歴史を知ろうという動きをちらほら見かけるあたり、日本の人たちはあながち意識が高いんじゃないかとすら思います。
自分としては過去の歴史に対しては意識すべきことは意識し、間違った思い込みをしないように、せっかく中国にいる日本人なのでそういうことにちょっとでも手助けできたらなぁと思います。


でも今はそれどころじゃなく仕事がわかんなくて大変なんですけどね!