変わるとはかくありき

天津に赴任になって1週間。漸く落ち着き始めてきたところで久しぶりの更新です。
なんだかなぁ、落ち着かないんだけどね、正直なところ。


10月4日の12時ごろ、到着荷物の場所がわからなかったり税関がなかなか別送品のはんこをくれなかったりさすが中国とか思いながらお迎えにきてくれた会社の人と一緒に北京に向かいました。
北京、実は2度目。ただはじめてきたといっても過言ではないくらい変わっていた。面影とかそういうのもあるような無いような。オリンピックに向けて気合が相当入っているとしかいいようが無い。
まず町がきれいになっていたこと。
緑もあり、道も舗装されていてとてもきれい。汚らしくなってしまったシトロエンAXのタクシーもZXにアップデートされていたし、自転車の量も減っていたし、家もきれいになっていた。
中国人のみなりも信じられないくらい変わっていて、あの、人民服のような服を着た人はもうあまり見かけなくなっていました。若い人はそれなりに美しく、かっこよく、ああ、変わったなぁと思いました。いや、ほんと。愕然というか驚きというか。変わるというのはこういうことを言うのですね。おそらくこれにはかなり強引な変革が多々行われてきたと思いますが見た感じ皆様幸せそうにすごしていますし、問題なさそうです。ひとつ勉強になりました。


北京に赴任ではないので翌日北京から天津に車で行きましたが、その車で最初のカルチャーショックに会いました。
なにせ、車のマナーが悪いのか、もしくはこれがマナーなのかよくわからないほどクラクションは鳴らすわどんどん割り込むわ縫うように追い越し追い越され。
車の軌跡をいろいろな色でマークすることができるとすればとてもきれいにいろいろな色が混ざっていることでしょう。とにかくすごい。ぶつかるんじゃないかと思った僕は反射的にシートベルとしてました。後部座席なのに。
こういう部分はおそらく何年経っても変わらないんだと思います。運転だけは昔からみんな怖かったと思うし。


天津についたとき、漸く中国にきた感じがしました。以前見た北京の雰囲気が天津の街から漂ってきたのです。
以前の北京は天津にその雰囲気を移していたようです。
かといって別に天津も汚いわけではなく、ほこりは確かに日本よりは多いですが横浜の山下町のような雰囲気の建物が立ち並ぶなかなか優雅な街です。景観は日本よかいいかもしれませんね、見方の問題ですけど。
観光する場所は無いけれども意外とすごしやすいんじゃないでしょうか。


書きたいことはたくさんあるのですがまぁとりあえずはこんなもんで。
中国の変化ってすごい、おどろき!というお話でした。


そうそう、ちなみに北朝鮮の核実験についてのニュースは中国のTVではまだ見ていません。
おそらくやってないんじゃないかと思われます。当日ものんびりとした特集をやってました。内容は詳しくはわかりませんが・・・
今日の朝のヘッドラインも北朝鮮関連のニュースはありませんでした。
自分が知らないだけかもしれませんがどうなんでしょう。引き続きニュースは見ていきたいと思います。よくわかんないけど。