「ゆっくりな」一日

普段お仕事が妙にせかせかしているせいか休みの日はゆっくりしたくなる。
1時半に新宿で待ち合わせなのに12時過ぎには家を出る。
ゆっくりころころと車を転がし、1時40分に到着。
で、今日の予定はとってもシンプル。
劇を見る
うなぎを食べる
以上。


先ず劇。金曜日にいきなりお誘いを受けていくことになったお芝居。
新宿の小劇場でやる新進気鋭な感じ??
小規模な劇は友人が2,3年前にやった時に見に行った以来。目の前で自分と近い目線で繰り広げられるお芝居ってとっても身近で伝わってくる物も多く、楽しめます。事実、今回は楽しかったー。シンプルに楽しい、これが一番。
劇団印象presents「友霊」
内容の一部でキニナルセリフ。
「死んだトモダチとの思い出は残ってても顔はどんどん忘れていくんだ。わすれていちゃあいやなんだよ。」
そう聞いて、ふと、亡くなった友人の顔を思い出してみる。たしかに出てこない。薄ぼんやりと、笑った口元が出てきたくらい。人間の記憶力は酷なものです。なにも死ななくても例え仲いいトモダチの顔ですら5,6年会わなければ忘れていってしまうのだから。

遺影は大切な物なんですね。飾っておけば定期的に大切な物をリマインドしてくれます。
そしてこういうお芝居に触れることによって忘れていた大切なことがいろいろリマインドされていきます。


うなぎ。
前の晩に刹那的にうなぎが食べたくなり、友人にウマイうなぎやを紹介してもらい、土用の丑の日で激混み覚悟で南千住の尾花へ。17時到着食べ始め19時半という気合の入れように勝るとも劣らないうなぎのおいしさ!
旨かったですよ。オススメ。早めに行くとイイデスヨ。
「尾花」


なにかとっても時間がここちよくゆっくりながれた一日でした。