WBCと韓国代表監督

もうどうしようもなくドキドキ。
明日はいよいよ決勝戦。仕事で見れないのが悔やまれる。
その前にとても感動したのが勧告代表監督のコメント。

「2回勝ったがレベルは日本のほうが上だった。」

これ以外に無いという絶妙なコメント。
自分が勝負に負けても指揮官がこういう発言をしてくれるならとてもすっきり終わることができるだろうと思う。韓国代表もこういう監督の下だったからこそあれだけまとまったプレーができたんじゃないだろうか。事実3月16日は日韓戦を中継で見ていたがやはり韓国のプレーヤーのアツさはテレビの画面越しに伝わってくる何かがあった。
ちなみに19日の日本代表はそれをも上回るアツさを見せてはいたけども。

「私が監督したから結束力が高まったのではなく、たまたま担当したチームが結束力に長けていただけ」

とあくまで謙虚な金仁植(キム・インシク)監督。同じアジアの人として尊敬できるすばらしい人がいるってことがとっても誇らしい、と思った。


何でもこうして感情を剥き出しにして競うのはいい事だと思う。
争いさえしなければこんなにもお互いの力を出し合ってアジアの力を世界に示していくことができる。
国民感情がささくれてばかりのアジアだったけど、今回のWBCを通じて韓国がとっても近づいたように思えました。