むしろ風になりたかった一日
本日は荒川市民マラソン2006。
4時間を切る、を目標に戦略的にトレーニング???をしてきたつもり。
以前河口湖を走ったときはこんな問題がありました。
- ももが痛い
- 足首が痛い
- ペースがよくわからない
これらを克服すべく、モモ筋を鍛え、山を走って足首を鍛え、ペースを研究したので万全!と思いきや今度はこんな問題が・・・
- 前日仕事で重いものを大量に運んで腰が痛い
- ついでになぜか足の裏、特にふくらはぎが痛い
- 猛烈な向い風(大手町で最大風速33mだって!!)
結局タイムはのびず、4時間14分くらい?まぁしょうがないか。
それにしても今回はたっぷり食べた。
とまぁこんな感じ。
特にブドウ糖。すっごいウマイ。ブドウ糖を口の中で噛み砕きながら水を飲んだりスポーツドリンクを流し込んだりするとほんと疲れが取れる。アンパン、バナナもとっても効果的。
喉が渇く前に水を飲むようにする、というは鉄則だけど、我々のような市民ランナーはやっぱり「おなかがすく前に食べる」も必要なんだろうと思う。走っているときにおなかがすくと本当に動きたくなくなっちゃう、という経験をしたことがあるからなおさら。
食べることはともかくとして今回とにかく印象的だったのが「風」
とにかく折り返し地点からずーーーーーーーっと向かい風。
向かい風は本当につらい。今まできた距離を向かい風+疲れと戦いながら進まないといけないなんて本当にどMじゃないとできない芸当だと思う。
とにかく、いち早くQuitしたい自分と応援してくれている人への感謝のせめぎあい。最後まで歩くことなく完走したのは自分でもえらいと思った。あの向かい風を克服した今、もう少し大変なことにも向かっていけるような気がする、って思ったくらいあの風はしんどかった。
にしてもくやしいなぁ。。。
4時間切りたかった。本当に悔しい。
1,2,3月は仕事が暇なので練習できたけどこれからはなかなかそうもいかなくなる。でもあえて目指したいサブ4。
ちょっと話は飛ぶけど大好きな車メーカー、シトロエンの創始者は車の存在意義を「空間を時間によって征服すること」としていました。
どんな空間でも車と時間を使えば征服できる、ということなんじゃないかと思う。
でもこれって別に車が無くてもいいような気もする。
走ったって良いとおもう。
昔歩いて東海道を制覇した時に思ったことはシトロエンが目指したことに近かった。
時間をかけて自分の足で東海道という空間を征服する。
時間をかけて河口湖の周り2周という空間を征服する。
時間をかけて荒川沿いの空間を征服する。
時間をかけて家から品川駅の間の空間を征服する。
空間を我が物にしたような快感が僕にとってのマラソンの魅力なのかもしれないです。