デジタル一眼
いろんなところにいって写真を撮るのは何よりも好き。
カメラ無しで遠出するとすごい大きな忘れ物をした気分になってしまう。だからカメラは必要なものなんです。
やっぱりどんなシーンにでも対応できる一眼レフが一番。次はロモかな?ただ、現在3回目の入院中。なかなか健康を保つのは難しい様子です。
現在所有しているカメラはニコンのマニュアルカメラ、FM3A。マニュアルカメラとしてはかなり使い易い部類に入ると思う。特に露出計。露出をあわせるときに、ファインダーを除くと視界の左端にメーターがついていて、光の量に応じて針がぴこーんと動いて適正露出を教えてくれるとってもアナログな作り。ファインダーから絞り値が見えるようになっているのでファインダーをのぞくだけで全て完結する使い勝手のよさ。しかもデジタル表示は一切無し。全てハリやメーターのアナログワールド。なんと言っても電池を3年間代えてないくらいですから。
というわけでツールとしては文句無し。でもそもそもフィルムを使用するカメラであることが問題だったりする。
というわけで銀塩カメラ(いわゆるフィルム使うカメラ)とデジタルカメラ、比較してみました。
・銀塩カメラのいいところ
- フィルムのメーカー別の個性を楽しめること
- 現像するまでのわくわく感があるところ
- 1枚1枚お金がかかるので大切に撮るところ(おくゆかしいなぁ、なんて思う)
- モノによってはデジカメを凌駕する画質を得られること(FujiChromeのVelviaとかものすごいです。デジカメが及ばない域の密度らしい)
- ポジであればスライドが作れる
- アナログならではの良いハプニングや思いがけない良いエラーがある(パルプンテみたいな)
- 長持ちする(構造がシンプルだから)
- 「撮っている」という実感がある。ノリが良い感じ?とっても感覚的ですけど感覚的なことするんだから重要なことだと思う。
・デジカメの良いところ
- PCに取り込むのがラク
- 言わずと知れたフルオート
- 軽い(200gくらい軽くなるみたい)
- 撮ってその場で確認できる
- 気に入らない写真と気に入った写真の取捨が簡単
- ストレージしやすい(プリントしなくても保管可能、ネガも無い。DVD−Romかなにかでほ保管したらもう最高に省スペース)
- 自宅でプリント可能
- 予期しないエラーが少ない
- 撮影記録が残る(GPSで位置情報まで残せる場合も・・・)
・銀塩カメラの悪いところ
- 現像に時間がかかり、金がかかり、手間がかかる。
- 失敗を見越して何枚も撮っておかないと安心できない
- ポジの現像とプリントにはものすごいお金がかかる。
- ネガやプリントの保管に手間がかかる(捨てにくい物だしね)
- アナログならではのエラーで困ることも・・・(予期しないフレアーや赤目など)
- シェアするのに焼き増しというお金と時間のかかる事をしなければならない
- フィルムの入れ替えでシャッターチャンスを失うこともある
- 寒いと動かないことがあった
- 温度によって感度が変わるので気を遣ってやんないと全部暗くなっちゃったりして自分もついでに暗くなる
・デジカメの悪いところ
- なんか味がない
- 電池の消耗が激しいことも・・・(電池パック使用の機種で電池が無くなったらアウト)
- ホワイトバランスという概念が良くわからない(勉強しろって話)
- フィルムによるクセや違いを楽しめない。自分でクセをつけたりして「味」を足すのは面倒くさい。
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ちょっと調べてみたら、ニコンが銀塩カメラから撤退することになったので「今のうちに現行モデルを」と焦った人が多かったらしく、今使っているFM3Aという機種が一瞬で売り切れ、品薄状態らしい。そして人気も有るらしく買った時よりも高く売れちゃう嬉しい状態。5年前に発売されたフルマニュアルカメラの中でも信頼性が抜群な機種だけあってマニュアルカメラ好きな人にはたまらんのでしょう。うーん。。。手放すべきなのかなぁ、店員さんに「50年使えるカメラってどれですか?」って聞いて買ったのに3年で手放すとはね。ちょいと切なくて躊躇しちゃう。
だれかお勧め機種ないですかね。
PENTAXのiSTD2というのがいいなぁと思いつつもこれまでNikonだったのでレンズの互換性が無くそのへんがすごい引っかかってたりして悩み気味。
うーん、どうしよう…