そしてその後・・・

C_Wang19802005-03-22

昨日、動物専用のお寺がみーちゃんを引き取りにきた。動物愛護団体に聞いたところ、そういうもんだとのこと。庭にでも埋めてやろうと思ったんだが、最近はそういうもんでもないらしい。


それにしてもこのお寺さん、みーちゃんのことを「お子さん」と呼ぶ。ちがうってば。お母さんとお父さんと妹と弟が立ち会ったのだが、お母さんに向かって「お子さんを箱に入れてください」だの「お子さんの箱になにかいっしょにいれますか?」だの聞いてくる。
妹も弟もびみょーな表情をしてその会話を聞いていたそうな。


結局箱にはみーちゃんの好物の海苔を一枚入れた。
最後まで話題を振り撒いてくれたおかしな猫だった。


家族一同めそめそすることなく、でも今まで無意識に意識していたことがあったりして、そういうときにちょびっと寂しい気持ちになる。
暗い部屋に入るとき猫を踏まないように気をつける、とか食事が終わったら猫に食べられないようにすぐに片付けるとか、そういう習慣が残っていて、それが妙な寂しさを誘います。


一番露骨に寂しそうなのは犬かもしれない。
昨日食事をしていたら、犬がさみしそーな顔でこっちを見てきて「みーちゃんいないの?」と聞いてきた(といってもしゃべったわけではないので勝手な思い込みだけど・・・)
よく一緒に遊んでいた(犬が遊ばれていただけだが)のでちょっと寂しかったみたい。
家中をうろうろして探し回り、いないとわかるとしょんぼりした顔で床に伏せていた姿がみーちゃんとは対照的で面白かった。


[写真]みーちゃんのナワバリだった椅子とみーちゃんの寝床とよく遊んでた妹の作った毛糸で作ったきのこ。HOLGA F8 シャッター12秒 ポラロイド89で撮影