いやだと思うこと

C_Wang19802005-03-18

人間いやだ、と思うことっていろいろあると思う。良いと思うことがある反面、当然いやだと思うことがある。価値観みたいなものだと思う。クレーム対応みたいな仕事をしているとクレームの奥に隠れたそれぞれの人の中にある価値観が見えてくる。でもそういう価値観の中でもいやだと思うことって人々そうそう大差ないと思う。


昨日の夜、退社時間間近になってクレームを受け、お詫びにお伺いした。今回のクレームはほんと馬鹿みたいなミスが原因で起こったものだった。ほんとばかばかしくってミスったひとにどんな声をかければいいのかわからず、とりあえず怒ることが精一杯だった。その場でとにかく怒ることはとりあえず大事だから。


クレームの内容は一言で言えば「てきとーな対応してんじゃねぇ」ってこと。
荷物の配達時間をドライバーに聞いて折り返し電話するだけだったんだけど、確認するドライバーを間違えて「わかりません」って返事をしているところに折り悪く?荷物が届いてしまった。
「なんで自分のところのことがわからなねーんだ!」
となる。
そりゃそうだろ、とも思う。ちょっとわからなくっても確認したり調べればすぐにわかること。常識から考えてありえないミスが起きるのがウチの職場。面倒見切れてない自分も悪いのかもしれない、と思いつつ粗品を買ってお詫びに伺う。その途中で考えた。


やっぱり一番むかつくのはテキトーな対応だと思う。
ミスってどうしようもなくっても心こもっていれば電話口で誤っても許してもらえるケースは多々ある。
でもミスがものすごい単純でばかばかしくってその上言い訳でもしようもんならだれだって激怒するに決まってる。逆に頭からつっこむように謝れば相手は逆に恐縮してしまうこともある。よし、長引いたら土下座でもして地面に額をすりこんでも許してもらおう!!
こういう覚悟を決めた自分がちょっと心地よい。


実際お詫びは一瞬で終了。品物をお渡しして90度くらいの深々としたお辞儀をして「もーしわけございません、もーしません」といって許してもらった。逆に相手が恐縮していた。


どんなに忙しくても、どんなにめんどくさくってもテキトーな相槌ってしないようにしよう、と思いました。たぶん難しいけど。


[写真]上から見られるのはいやなもの ※注:本物ではありません LomoLC-A w/ColourSplash AGFAVISTA ISO100