写真について

C_Wang19802005-03-17

就職するちょっと前、ちょっとしたことがきっかけではまったのが写真。
それまで「魂が吸い取られるから」と言わんばかりに写真を撮ってこなかったのにその反動なのかものすごい撮り捲るようになった。おかげさまで2002年以降の写真の量はそれまでに撮った量を余裕でしのぐ。


あんまり機械には興味が無く、撮れるもの、撮れたものに興味があるみたい。カメラ雑誌をかっても新商品のレビューなんてほとんど見ない。作例を見るくらい。正直機械を変えて変わるほど違いのわかる人ではないし必要があるのは「いいものを撮る技術」ですからー


就職して初めて大きな買い物をしたのがカメラ。それまでは絞りがぶっこわれたCanonA-1を使っていた。ここでマニュアルカメラの魅力に取り付かれたせいで買ったカメラは思いっきりオーソドックスな機械式マニュアル1眼レフ
NikonFM3Aという無骨なカメラ。すべてマニュアルなのでめんどくさいと思いきやぜんぜんそんなことなく、むしろ露出だの絞りだの補正だの光の調節をすべて自分でできるのが良くも悪くも自由度があっていい。明るいレンズ(50mmのF1.4)をつけていたせいか暗いところでもフラッシュつけずにそのまま撮っていた。


そのあと、広角のレンズをかって、その半年後くらいに望遠レンズを買ったけど結局広角しか使わないので望遠のズームレンズを手放し、135mmの明るい単焦点レンズをゲットした。やっぱり明るいレンズが良かったので。フラッシュいらないし場所選ばないし。


で、去年の10月ごろにLomoに出会ってはまりました。軽い、シャッター音が小さい、ぴんと合わなくってもいい感じに撮れる、撮れた写真がカラフルー!!(←これが一番重要)
その後HOLGAとかSUPERSAMPLER(←これはあんまり使ってない・・・)にはまり、楽しんでます。LomoのLC-Aは機動力や色の表現のしかたがユニークだけどつまりはオート露出のカメラなのでそんなにショッキングではなかったけど、HOLGAはものすごい衝撃的だった。だってほんとにフルマニュアルなんだもの。露出計もついてないしシャッタースピードは一定かか開けっ放し、光は漏れる、レンズはプラスチック・・・。いいよねぇ、シャッター開けっ放しにして振り回したり、車でシャッター開けたままトンネルの光が流れるのとって見たり、ほんとに光を楽しめるカメラだと思った。


最近はモノクロにはまり気味。色のついた世界を白と黒だけの世界にしてしまう、それで初めて見えるものを撮れたらかっこいい、みたいな。
ううん、むずかしい


[写真]家の近所の壁。コンクリのかべにコンクリでできた力強いしみ。