美術館@上野公園

今日は唐招提寺展とミュシャ展をみた。どっちも違う楽しみかたが出来て楽しかった。
唐招提寺展は個人的なリベンジ。奈良に行ったときに唐招提寺にいったら改修中でなんも見れず、無念な思いをした。したらなんと東京で唐招提寺の展示があるではないか。あの時の悔しさを清算するのが今回のテーマになった。
展示は仏像と東山魁夷のふすま絵と鑑真和尚の肖像。点数もそこそこでした。印象的だったのは本尊のルシャナ仏の両脇に立つ人の像とふすま絵。両方とも写実的で迫力があった。
でもなによりも印象的なのは本尊の後ろ側。後ろ側は滅多に見れないということでみてみたところ、後ろ頭の髪の毛がまあるくそげてました。それはまさに円形脱毛症。
本尊という仕事はストレスたまるようです。神様にちょっと親近感沸きました。

次にミュシャ展へ。アールヌーボー創始者らしい。よくわからんが期待大。
着飾ったきれいな女の人の絵をまるみをおびた幾何学模様で縁取った絵が多かったです。特長はこんな感じ
・平面的
・背景が幾何学
・まるいモチーフが多い
・人等の主体は太い線で縁取りがしてある。
・模様や縁取りは大胆、表情のタッチは繊細
・色使いが明るい。プレーンで影が無いぬりかた。
・花が背景によく出てくる

とまぁこんな感じ。色使いと女の人のかわいさがとにかく素晴らしい。油絵とかは印象派みたいな感じがしたけど楽しい明るい色使いの中に上品さがあってやはりよかった。
それにしても人の表情が豊かで素晴らしい。時間がなくてあまりゆっくり見れず残念でした。

次は東京都現代美術館が狙い目