ふりかえり2005年

さてさて、今年ももうおしまい。
一言で言いあらわすにはもったいないくらいな密度の濃い、そして起承転結のはっきりした年になりました。
キーワードは「人間関係」、良くも悪くもこれが印象的。
そんな一年を4つにわけてみることにしましょう。

  • 1月〜3月「有意義なお休みの確保」

年初めにまず、ずっと行きたかった和歌山へ旅行。これは楽しかったな。神々しい空間であやうく昇天しそうになりました。
お仕事についても大きな変化がありました。それは自分で休みを設定できるようになったこと。これまでと違い、有意義に休日を過ごせるようになった。そしてこれまでできなかった「友達と会うこと。」ができるようになった。
これはかなり大きな変化。
飲みに行ったり、スキーに行ったりくらいしかしてないけどそれでも相当楽しかった。泣きそうだったよ。楽しくてさ。うれしさあまって4回くらいいろんな友達とスキー行ったりしてました。自分で計画立てちゃったりしてなかなかがんばったもんだよ。
社会人になってから友達と遠出したのはこれが初めてだったかも。

  • 4月〜6月「ふくらんでいく人の輪」

5月の連休に友達と北海道旅行へ行ったことが印象的。お休みを利用して4月から久しぶりにバンドをしてみた。これも休みを自分で調整できるからできたこと。一つのことをみんなでやる、というこの作業。ひとりで悶々と何かに取り組むよりずっと楽しいかもしれません。イロイロと大切なことを忘れていた自分を再発見。
そしてそれをお披露目した「第4回楽しい発表会」@河口湖。素敵な人たちに会いました。社会人になっても各人の一芸を発表する場を、ということで始まったこの発表会ももう4回目。河口湖での1泊旅行。素直で前向きな指向な人達に会えて本当に楽しかった。一緒に過ごす空気感がとてもここちよく、なにをするにも背中をとん、と押してくれるような前向きな存在でいてくれる彼らに出会えたことは今年の充実っぷりを語る上では外せません。
社会人になってもこういう出会いがあるということはとても幸せなことだ、とつくづく思いました。

  • 7月〜9月「停滞、悶々、そして光明」

7月は1年の中で2番目に忙しい時期、ということもあってけっこうきつめの毎日。ただ、今年はいい加減要領をわきまえていたのでスムーズにことが進みました。
そして、「夏」
一番好きな季節だったのにあまり天気もよくなく、不完全燃焼の日々。なまじ体調が絶好調だったのでなおさら。極めつけは夏休みがとれたので念願の御蔵島に行こうと思ったのに、台風でわたれず、八丈島でぼーっと3日間過ごして帰ったこと。疲れは取れたけどね、ちょっと残念だった。
そんなことも含めうまくいくと思っていたり期待していたことはことごとく撃沈し、悶々とした日々を過ごしていました。
友達と海に行ったこと、1日写真の会を企画したこと、そのくらいか。もうちょっと実のある季節にしたかったんだけどね。
ただ、9月の末にそういったもやもやを払拭できるくらいものすごい嬉しいことがありました。これまでの自分は恥ずかしながら友達を信頼することに恐れを感じていたようです。けど、それ以来、友達という存在により多くの信頼を預けることができるようになったような気がします。そしてそれがそれまで自分がなぜかhesitateしてたことに対して自信を与え、自分が元気になっていくのがわかりました。身の回りにあったありがたく、幸せなことに気付いた、という感じ。ほんの些細なことだったんだけどね、
これが次の3ヶ月に見事繋がっていきました。

  • 10月〜12月「ついてくるもの」

10月のHSK(中国語の試験)の受験に始まり、友達の会社復帰や結婚など盛りだくさんな時期だった。12月の発表会に向けて練習したり11月27日の河口湖マラソンに向けて夜な夜な走りこんだりなかなか充実した毎日。お仕事も忙しくなってきて加速モード。プライベートと仕事をくっきり切り分けて毎日を過ごしていました。マラソンは印象的だったな。やっぱりみんなで、というのが大きいのかもしれない。地球を足でごろごろ回す感覚がたまらなくいいものだったよ。
そして12月。一年で一番仕事の忙しい時期。それなのに3日にやった第5回楽しい発表会で始まり、小作でのホームパーティーや、クリスマスライブon渋谷路上と忙しくなる月末に向けてむりやりプライベートを充実させた結果、とっても楽しい一月になりました。
お仕事に関して言えば今年も例年どおりの地獄の12月。「毎日帰る」という目標を達成したはいいものつめつめで集中力が途切れることが許されない日々が連綿と続いた。気を抜けば帰れない、というプレッシャーが自分の限界を押し広げていくのを実感した一月でもあったかもしれない。管理者としての素養は養われていたということが自覚できてそれはそれで嬉しかった月でもあった。でも忙しかった。うちの仕事って一度に来て一度におわらせないといけないから時間はかからないんだけど常に全力疾走なんだよね。つかれるったらないってば。忘年会とか体力消耗しそうな物を極力削ってこの結果。マラソン走っても体力つかないものなのかな。やっぱ短距離なのかな。
総じて嫌なことのほうが多かった一年だったように思う。でも最後の3ヶ月に苦しんだ成果のようなものが出たような気がする。最後の最後に意外な出来事もあったりして、実はちょっと幸せな気分。来年の礎になることは間違いないでしょう。


今振り返ってみるとここ数年では珍しく「いい年だった」とふりかえることのできる1年でした。今年歩いてきた道についている足跡にいとおしさを感じます。
このまま飛躍できるように、30歳になったときに20歳を振り返って同じようなことを考えられるようにがんばっていきたいと思います。