春節カウントダウン

今日は中国の大晦日。中華街でカウントダウンがあるというので妹を連れて行ってみました。
会社から帰ってそのまますぐに車で中華街へ。道がすいてたおかげで15分でついた。ラッキー。
着くと早くも爆竹の音が聞こえる。爆竹は禁止になったはずなのに町のあちらこちらからバンバン音がする。
さて、カウントダウンイベントは中華街の中央にある関帝廟の脇の横浜中華学院の校庭で行われた。獅子舞が中華風の鳴り物に合わせて細い足場の上を行ったりきたり。体を伸ばしたり縮めたり2人一組の獅子舞が自由自在に動き回る。それを見てみんな微妙に盛り上がる。というわけで思ったより盛り上がっていませんでした。
イベント終了後、関帝廟で初詣をしました。ディズニーランドのアトラクション並みに並び、入り口に着いたら500円でぶっとい線香を買います。その線香に火をつけて列に並び、1番から5番までの香炉をまわって線香を供え、お祈りをして本堂に入ります。
本堂では本尊の前にマットが敷かれていてみんなそのマットにひざをついて熱心にお祈りしてました。祈り方は本堂の柱に書いてあったのでとりあえず読んでみました。
「まず氏名を名乗り、次に住所を声に出して言い、神様に自己紹介をします。」
ほうほう
「自己紹介を終えたらお願い事を言います。」
つまり日本のお願い事のしかたとは違ってすべて音読。けっして○○と○○したいみたいな下品なお願いはできないようになってます。さすがチャイナ。
ここでひとつ疑問が。この神様三国志に出てくる関羽が本尊なんですよね、ならば中国の人の信仰の対象って空想の神様ではなく実在の人間ってこと?実績のあった人間にあやかるというとても現実的な考え方なんだろうか。
ますます恐るべしチャイナ。仏陀を祭っている場合ではないぞ日本。聖徳太子を祭らねば!!


[写真]豆電球を撮ったつもりが露光不足。ポラを現像している間に真ん中の部分だけ手のひらで温めてみたらこうなった。